ジャカルタ生活情報

Jakarta Life Information

商習慣・風俗・宗教に関するトラブル

商習慣・風俗・宗教に関するトラブルについて

 

納期管理・コスト、意識の違いによる取引先とのトラブルや、現地慣習宗教上の制約等に関する従業員への配慮不足などのリスクです。

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インドネシア人は人間関係、繋がりを重視し、自分の知人だから、ステータスが高いなどという理由で特別な対応や決断を行うことが日本社会よりも顕著と言われています。

取引先とはマメに連絡をとり、一緒に食事をするなど親密度を上げるより良い関係が保てるでしょう。

 

 

(1)時間感覚

時間感覚の相違が非常に大きな問題につながります。日本人に比べインドネシア人は時間にルーズ(Jam Karet)であることが多く、パートナー企業と協業したり、仕事を依頼するときに納期が遅れがちになることに注意が必要です。

 

 

(2)宗教

人々の日常生活は宗教上の儀式や祭日を中心に動いています。

インドネシア国民の8割ほどがイスラム教徒(Muslim)と言われていますが、島によっては宗教のマジョリティが異なります。

その為、地域の食習慣や慣行、言葉の使い方まで気をつけなければならないこともあります。

ちなみに、世界的に有名なバリ島は牛肉を食べることが禁じられている ヒンドゥー教 信者が暮らす地域です。

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(3)お祈り

一般的なイスラム教徒は、1日に数回メッカの方角に向かって礼拝をする習慣があります。その為、職場でも礼拝用の場所を提供することも忘れてはいけないでしょう。

金曜日はモスクに訪れて礼拝する「金曜礼拝」という習慣もある為、従業員の宗教的習慣をよくリサーチしておくと良いかもしれません。

金曜日の午後からは社員のほとんどが帰ってしまい、営業時間が短くなるケースもあるようです。

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(写真:ジャカルタにある世界最大級のモスク "MASJID ISTIQLAL")

 

 

(4)断食月ラマダ

毎年、7月・8月頃にラマダン(Ramadan)といわれる断食月があります。

断食明けの祝日「イドゥル・フィトリ(Idul Fitri)」まで一ヶ月間、断食が行われます。

ラマダン中は空腹でイライラしたり、集中力を欠いたりする従業員も出てくるため、様々な気配りが大切です。運転手は運転中に交通事故のリスクが高まるので注意が必要です。

 

ラマダンの後は、インドネシア最大の長期休暇(帰省)が始まります。

とくに、首都ジャカルタをはじめイスラム教徒が働く地域のビジネスはほぼ完全に停止します。予めこの時期を予測して納期や経費を設定しておかないと、業務上で大きな打撃を受けることになり兼ねるので注意が必要です。

 

 

通常時のジャカルタの様子

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ラマダン明けのジャカルタの様子

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